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第24回日本山岳耐久レース(第三関門からゴール)

月夜見で長い時間休憩してしまった。
ハイドロの調子が悪く色々と調整した。
体が冷えてしまいトイレに寄って出発。
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滑り易い坂道を一気に降ると風を切る。
体が一気に冷えて震えが出てしまった。
慌ててヤッケを着て再出発。

ここから先湖畔からの冷たい風が吹き抜ける。
御前山までは何時も風が吹き寒い思いをする。
広い尾根の先までライトの明かりが伸びる。

上を見上げると嫌になるので下を見てモクモクと歩く。
ペースが落ちる選手、寝込んでる選手、前半のオーバーペース。
脱水に成っている選手も多い。

最後の上りは何時も辛いが一気に登る事にしている。
前午前が山頂と思って人が多いが、いったん下って更に登る。
再び息が切れる頃に山頂スタッフの声が聞こえる。

御前山山頂ヤット到着、ベンチに寝転ぶ選手が多く座れない。
特に休む気は無いのだが、他の選手にも気を使って欲しい。
ヤッケを着てても暑さはあまり感じなかった。

山頂から一気に降って行くと、チョット渋滞している。
ペースダウンの選手が道を塞いでいる。
まー仕方がないか?広くなったコースで順次先へ出る。

UPダウンを数回繰り返すこの区間はあまり好きでない。
鞘口山に到着すると後2回のピーク越えで大ダワだ。
とわ言え先はまだ長いし無理にペースは上げれない。

大ダワ非難小屋後を通過すると目の前に大ダワの明かりが見える。
車道でかなりの選手が休憩し疲れ切った様だ。
普段は休まずに行くのだが、ここも腰を下ろして休憩。

給水、給食、エネルギー補給して大岳山を目指す。
ここから先は、ナイトラン講習も毎年行い更に熟視してるつもり。
ペース配分もしっかり出来るはず?

フラットな笹道が続く所は快適に走る。
山頂直下の急な登りに差し掛かると山頂までフタ頑張り。
岩場を3回ほど通過すると山頂に出る、街明かりが見える。

ここは休まず一気に降る、岩場の滑る所は注意。
大岳山荘後まで降ると急坂は終わる。
この先も転落の危険個所は続く、ここでも少々渋滞。

作業小屋まで降りると走れる様になり危険個所も無い。
ダブルコースに来ると更に走りにスピードUP。
綾広の滝、水場で一気飲みして長尾平を目指す。

最後の上りは走れずに歩いて第3関門を通過する。
声援を受け御岳神社前を下って行く、何時もは通過するが止まった。
水場の階段で腰を下ろし、給水、給食、エネルギーの補給。

この先、休まずに日の出山を目指す。
只管走り続けてかなりの選手を追い越した。
特にタイムや順位に拘っていないが遅い記録を残したくない。

最後の石段2ヶ所の登りは歩いてしまう。
トイレまで来ると山頂はもう直ぐだ、スタッフ、選手が大勢。
日の出山山頂から待ちの夜景が何時もの様に綺麗だった。

写真を撮ってから五日市ゴールを一気に目指す。
コースは良く分かっている、走り切れる登り一気に走り抜ける。
下りは力を残さない様に駆け抜ける。

65kmポスト通過そしてアト5km通過し安堵感が」出る。
ペース下がらず維持しながら走れている。
ラスト2kmを通過し下り坂一気に駆け抜ける。

街に出ると最後の走りスタッフの誘導が見える。
最後の角を右に曲がるとゴールは目の前。
15時間34分53秒でゴール出来た。

過去23回完走中。ワースト2の記録となってしまった。
順位が660位と上がっている、全体のタイムが遅いのか?
下條さんがゴールで待ち構え応援してくれていた。

杉山さんの記録を探したが見つからない。
下條さんは第一関門でリタイヤに成ってしまった。
入賞しているよとの話で9時まで仲間の到着を待った。

平林さん、高木さん、和田橋さん、アドグリメンバーも無事ゴール。
4位入賞が貼りだされて久々の入賞で嬉しかった。
3位とは1時間30分位の差が有る。

60代表彰は一番最後、表彰状と副賞を戴いた。
何時かは3位入賞のメダルもゲットしたい物だ。
3回目の最高位の入賞、過去5位、7位、今回4位で嬉しい大会となった。
(過去は8位まで入賞)

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